＊ブラッディ マンデイ １～９巻

三浦春馬くん主演のドラマにもなりました。

簡単に言うと、ウイルスによるテロ計画を阻止する。のが藤丸の役目なのですが、

大体が後手後手に回ってじれったい漫画です。

時々藤丸がPCを使って、テロ集団を圧倒する場面がありますが、

PCに詳しくない私には用語解説がついてもさっぱりわからない（笑）

んっ、でも、要素が～結構あります。

まず音弥がいい味を出してるんですね。藤丸の幼馴染であり、冷静沈着で、闇がある。

また弓って。この時代に弓って。と思いながら、ときめきます（笑）

あとはJ、一押しのJ

自由を望み、誰も信じず、ストレスを感じると爪を噛んじゃう所がいいです。

兄弟設定にありがとう～。

しまった。キャラも愛でる内容になってしまった。

ストーリーは二転三転して、面白いです。（←えっ、それだけ？）

一気に読むのをお勧めします。

ドラマもお友達からダビングしてもらったので、これから見ます。

＊第13回 手塚治文化賞

大賞に　「大奥」　よしながふみ

短編賞　「聖☆お兄さん」　中村光

が選ばれました

よしなが先生は、私にとって平成の書き手さんではNo,１だと思ってます。

ちなみに昭和は花の２４年組の萩尾先生と、選考委員でもある竹宮先生です。

論評でも書いてますが、深さと繊細な心理描写が高評価だったと。

よしなが先生は背景がほとんどない、に等しいです。

ないのにもかかわらず、人物の表情や空白で、全て語る。

とても匠だと思います。

お話は男女逆転大奥です。大奥を知っている人も知らない人も楽しめる話です。

欲望うずまく大奥で、お万の方の純白さが一際目立ちます。僧侶でこんなに美しい人がいるのかと。

よしなが先生の他のコミックもお勧めです。

「西洋骨董洋菓子店」は最近アニメ化、タッキーでドラマ化、韓国でも映像化してます。

でも、本当に素晴らしいのはその後を描いている同人誌です。秀逸です。


中村先生の作品はたまたま読んだブログで、大絶賛だったので試しに買いました。

２００８年で一番面白かったと。次点の「臨死！江古田ちゃん」はうけつけませんでした

私は無宗教なので、ブッダもイエスも詳しくはわかりません。

でも、作者もネタは入ってますがうろ覚えで書いているそうなので、ゆるくて面白いんだと思います。

特にイエスは迫害の歴史があるのに、本当に楽天家で現代人。

ネットをあやつり、コンビ二が大好き。

ブッダは節約大好きで、真面目。

２人の神様の下界へのバカンスが主ですが、弟子たちが絡んでまだまだ面白いネタがたくさん出てくるように思います。

特にイエスの弟子のウリエルが大好き。

「スイッチ引っ張って５秒でウリエル」にお腹がよじれました。

他の作品の「荒川アンダーザブリッジ」はうーん、ていう感じです。

「稲中」書いてた古谷先生っぽいんだけど、インパクトがイマイチなような。

「稲中」が強烈過ぎるっていうのは否めませんが。

２作品とも大好きなので、テンション上がりました

＊5月購入予定の本

1日　花よりも花の如く　成田美名子

8日　窮鼠はチーズの夢を見る　水城せとな

15日　愛がなければ　もんでんあきこ

26日　メンズ校　和泉かねよし

＊キラメキ☆銀河町商店街 9巻

ふじもとゆうき　白泉社

この本は王道で、じんわりくる漫画です。
キャラ設定がしっかりしていて、6人ともいい子なんです。
ライバルとかになると、ちょっと意地悪したりする子もいるはずですが！
全くなく、むしろ悩んで悩んでぐるぐるしちゃう、可愛らしい人たちです。

今回はキューと飛鳥編で、くっつかないのが、ふじもと先生らしいかなと思います。
自分と違う人を思って泣いている飛鳥を綺麗だと思い、
なんで自分じゃないだろうと考え、
振り向いてもらえないなら消えてしまいたい、と思うキューは愛しい存在だな、と。
それでも朝は来て、日常が始まる。
たくさんの友情に包まれて、前を見つめて自分の道を歩いていく、、

もう甘酸っぱいなー。THE☆青春。

イバちゃんはもう素晴らしき人で、尊敬してしまうお人ですが、
恋に不器用というか、もっとうまく出来るのに！とモヤモヤしつつ、でも最後にキューが選ぶのは
イバちゃんであって欲しいと願っております。

マモルは私の一押しのキャラで、
眼鏡で黒髪、何考えてるのかわからないんだけれども、いいヤツっていう人ですが。
やっと、サトにわかってもらえそうなので、本当にここは期待。

次巻で最終らしいので、うまーくまとめてくれたらなって思います。
刺激はないけど、ふわりと優しくなれる、そんな漫画です。

＊７SEEDS １５巻

田村由美　小学館

ネタバレ満載なので注意してください。

予想通りな展開ですが、安居の位置ひどくないですか。
茂の死は確かに大きく人生を変えたのかもしれませんが、それにしても
「そっちかよ！」と花が思ったそのまま、私も思いました。

逆に涼は不気味だけれども、間違っているけども、想いが伝わってきました。
うーーん、性別の問題かしら。男性に聞いてみたい。

田村先生は気持ちを深海まで落とす達人ですが、この回も相当ですが、
ひそかにあちらこちらで、恋が芽生えてるのがなんかいいですね。癒しというか。

ハルと小瑠璃、源五郎と茜、もう少ししっかりして欲しい流星と芯が強いくるみ。
花が新巻さん（何となく年上はさん付け）にゆらぐんだけど、助けを求めない所が
田村先生の主人公が好きな理由です。
「BASARA」の更紗しかり。
最近の少女漫画はまず主人公が。弱いというか流されやすいというか。
「NANA」の奈々はひどかった。。逆にかわいそうにも思えました。
共感されずに嫌いなキャラに選ばれてた。
確かに現実にたくさんいるから、かっこいい人が見たい。（脱線しそう、、あぶない、あぶない）

次巻は花の脱出、、はしそうですけど、まだ嵐とは会えない？？
確かに会ったら、この本終わりそうだし、、。